女性のSEXで欠かせないのが体位で、今までよりも更に楽しむためのテクニックです。
正常位や騎乗位などの体位はオーソドックスで皆さんもご存知でしょうが、SEXの体位四十八手(48手)という言葉を聞いたことはありませんか?
四十八手(しじゅうはって)は江戸時代発祥のエッチの体位のことで、こんな風にも呼ばれていますね。
江戸四十八手
大江戸四十八手
この48という数字は相撲の48手が由来ですので、実際はもっと多くの体位の種類があるのが特徴です。
江戸時代からある体位四十八手(48手)は表と裏の2種類がありますので、トータルだと100種類を超えますよ。
セクシャルヘルスケアのラブコスメで「体位に関する悩みはありますか?」といったアンケートを実施したところ、「ある」と回答した人は100件中女性が85件、男性が59件というデータとなりました。
具体的に男女がどんな体位の悩みを抱えているのか幾つか挙げてみました。
・騎乗位のやり方が分からない
・いつも同じ正常位で飽きる
・特定の体位は女性が痛みを感じる
・SEXの体位をあまり知らない
・相手が希望するものと自分がやりたい体位が違う
・相手が希望する体位があまり好きではない
・女性が騎乗位を受け入れてくれない
参考:http://www.lovecosmetic.jp/set/48te/index.html
いくら愛し合っているカップルや恋人でも、SEXでマンネリ化すると破局の原因となります。
そこで、男性も女性もSEXの体位を増やす努力をしてみてはいかがでしょうか。
正常位や騎乗位など基本的な体位だけではなく、別の体位へとチャレンジすると今まで以上にSEXが楽しくなるメリットがありますね。
新しい刺激を得ることもできますので、少し変わった体位でのSEXも同時に楽しんでみてください。
このページでは、SEXの体位四十八手(48手)の種類や正しいやり方をまとめています。
上記でもご説明したようにSEXの体位四十八手(48手)には表と裏の両方がありますが、ここでは基本的な表の体位についてチェックしていきましょう。
「オーラル」「正常位」「騎乗位」などカテゴリー別で分けていますので、異性とのSEXでマンネリを感じている方は参考にしてみてください。
SEXの体位四十八手(48手)で最初に押さえておきたいのは愛撫です。
「もしかしたら本番よりも愛撫の方が好きかも・・・」という女性は意外と少なくありません。
・満足のいく性行為を行う
・お互いの気持ちや愛情表現を確かめる
・相手の信頼感を獲得する
愛撫にはこういったメリットがありますので、SEXで必要な行為の一つですね。
前戯や後戯の愛撫が寄り添い(よりそい)で、体位に関する知識がなくてもお互いにイチャイチャするだけで問題ありません。
男性が女性に寄り添ってスキンシップを取り合うのが基本で、次のようにプレイしていきます。
・肌と肌を触れ合わせて温度を感じる
・手で触ったり口で舐めたりする
・ピンクローターで新しい刺激をプラスする
最初のひと手間で性感帯が刺激されると、挿入の時の快感も今まで以上に増幅するでしょう。
口や唇のみを使った愛撫のことを鶯の谷渡り(うぐいすのたにわたり)と呼びます。
まるでウグイスが谷を渡っているかのような姿に見えるため、このように名付けられました。
愛撫しやすいように女性を仰向けで寝転がせて、男性が女性の身体を口や下を使って満遍なく愛撫するだけですので簡単です。
SEXの体位四十八手(48手)の3つ目は石清水(いわしみず)で、クンニが好きな男女におすすめの体位となります。
石清水(いわしみず)のやり方は男性が仰向けの状態となり、女性が男性の顔を跨るように座って顔騎乗位になってクリトリスを舐めていきます。
以下では女性の性器をクンニする際に押さえておきたいテクニックを幾つか挙げてみました。
・唾液でたっぷりと濡れた状態にして平らに広げながら舐める
・舌を尖らせたり甘噛みしたりと変化を付ける
・強い刺激を与えてはいけないので歯は使わない
女性によっては匂いやオリモノが気になるのかクンニを嫌がる人はいますので、男性のエゴだけの愛撫にならないように注意しましょう。
立ち花菱(たちはなびし)も石清水(いわしみず)と同じクンニリングスのメインの体位です。
男性が下側になるのではなく、女性を仰向けに寝転がせて足を開脚して舌や唇を使って性器を優しく舐めていきます。
石清水(いわしみず)だと女性が疲れてしまうケースが多いので、立ち花菱(たちはなびし)でクリトリスや膣を中心に舐めて女性の感度を高めてあげる方法がおすすめですよ。
オーラルセックスの一つが椋鳥(むくどり)で、シックスナインをイメージすると分かりやすいのではないでしょうか。
女性が下側になって男性が跨る形で上となり、お互いの性器を目の前でじっくりと見ながら触ったり舐めたりして愛撫します。
この体位は男性の征服感がややアップするのが特徴ですね。
女性が下側になるのが椋鳥(むくどり)なのに対して、二つ巴(ふたつどもえ)は男性が下側になるバージョンのシックスナインを指します。
どちらかと言うと、シックスナインではこっちの体位を選択するカップルの方が多いかもしれません。
上下逆さまに組み合わさり、口や舌を使ってお互いの性器を刺激し合う愛撫という点では一緒ですよ。
どちらがやりやすいのかパートナーと相談し合って決めてみましょう。
48手の中でも、鵯越えの逆落とし(ひよどりごえのさかおとし)は少し変わった体位です。
女性の性器をクンニする愛撫の一つですが、女性がうつ伏せになった状態で男性が足を上げて太ももを肩に乗せた状態で舐めていきます。
女性の身体が不安定な状態になりやすい体位ですので、肘に重心を置いて上手くバランスを取らなければなりません。
雁が首(かりがくび)はSEXの体位四十八手(48手)の中でもオーソドックスです。
男性が仰向けになった状態で女性にフェラチオをしてもらう行為で、雁が首(かりがくび)という名称を知らなくても普段のSEXで実践している恋人は多いのではないでしょうか。
女性が男性を楽しませる愛撫で、「尺八」「千鳥の曲」「ハーモニカ」など別の呼び名も付いていますね。
千鳥の曲(ちどりのきょく)は女性が男性のペニスをフェラするのは一緒ですが、仰向けで男性の横に座って舐めながら手で睾丸や乳首を触って刺激するのが特徴です。
男性の中で、ペニスだけではなく乳首を舐められるのが好きという方は少なくありません。
両方から女性が気持ち良くしてくれますので、千鳥の曲(ちどりのきょく)はめくるめく快感を味わうことができる体位ですよ。
正常位は基本的なSEXの体位ですが、「あまりエキサイティングじゃないから好きではない」と考える男性は少なくありません。
しかし、次のように正常位には正常位の良さがたくさんあります。
・シンプルな体位なので間違えることが少ない
・自分のペースでリズムに乗ってコントロールしやすい
・女性は寝ているだけなので疲れさせないで済む
・女の子が足を絡めてくれると興奮する(だいしゅきホールド)
以下では正常位の体位四十八手(48手)を幾つかご紹介していますので、色々とチャレンジしてみましょう。
しめ小股(しめこまた)は身体を伸ばして挿入する正常位で、仰向けに寝転んだ女性に男性がかさばるような形となります。
女性の脚を広げずに挿入するのがポイントですね。
太ももの隙間から挿入するので素股に近い感じとなり、普段よりも強い締め付け感を得ることができますので遅漏で悩む男性に適していますね。
「難しい正常位にチャレンジしたい」という方は、梃子かがり(てこかがり)を試してみてはいかがでしょうか。
梃子かがり(てこかがり)は女性が仰向けで寝てシックスナインのような感じでペニスを挿入していきますので、それなりのテクニックが必要となります。
挿入角度がキツく、激しくピストン運動をするとペニスが抜けやすいのが注意点です。
アダルト動画を見ていて、男優さんが松葉崩し(まつばくずし)の体位をしているところを見たことがある男性は多いのではないでしょうか。
女性の片足を男性が持ち、角度や深さを上手く調節しながら挿入していくのが特徴ですよ。
膣の奥深くまでペニスを挿入してGスポットを刺激できるため、快感を得たい女性から人気があります。
吊り橋(つりばし)がオーソドックスな正常位と異なるところは次の2つです。
・女性の背中を持って腰が床から浮いている
・膣にペニスを密着させるイメージでピストンする
吊り橋(つりばし)は不安定な体位ですので、グリグリと円を描く感じでペニスが抜けないように動かしてみてください。
深山本手(みやまほんて)は正常位の部類で、女性を仰向けに寝かせた状態で両足を肩付近に乗せてピストン運動をしていきます。
男性は女性の膝を軽く折り曲げ、足を持ちながら挿入して動かしていくのがポイントですね。
ペニスを奥深くまで挿入できるのがメリットで、深山本手(みやまほんて)は男女ともに気持ち良くなることができます。
達磨返し(だるまかえし)は紐や縄を使って行うSEXですので、あまり一般的ではありません。
膝を曲げて寝転んでいる女性の両足を紐や縄で縛り、体育座りのような格好の状態でお尻が床から少し浮き上がる程度に持ち上げてペニスを挿入していきます。
SMプレイの中ではどちらかと言うとソフトな部類に入りますので、女性の自由を奪う征服感で満足したい男性は達磨返し(だるまかえし)を試してみましょう。
炬燵隠れ(こたつがくれ)は、こたつの中で男女が愛し合っているような姿からこのように名付けられました。
鏡茶臼(かがみちゃうす)とも呼ばれていて、二人が正面を向いて足をピンと伸ばした状態で挿入していきます。
他の正常位と比べると動きに制約が付きやすいため、激しいピストンではなく挿入を楽しみたいカップル向けの体位ですよ。
志がらみ(しがらみ)は、イチャイチャとした抱っこでお互いを愛し合いながら挿入できる部類の正常位となっています。
男性が上になって挿入した後に、女性は足を閉じて真っすぐに伸ばして足先を絡ませるだけですので簡単です。
通常よりも締め付けが強くなって気持ち良くなるのが志がらみ(しがらみ)のメリットですが、ペニスが抜けやすいのであまり激しくピストン運動をしないようにしましょう。
騎乗位は数多くの体位の中でも、女性が主導で動けるのが特徴です。
受け身になりがちなSEXで自分が攻め手になることができますし、M気質のある男性にとっても快感なのは間違いありません。
そんな騎乗位にも幾つかの種類がありますので、四十八手(48手)の続きを見ていきましょう。
時雨茶臼(しぐれちゃうす)は騎乗位の中でもオーソドックスな体位で、簡単にやり方をまとめてみました。
①男性が仰向けに寝転んでしゃがみ込む形で挿入する
②女性はお尻を上下に動かしてピストン運動を行う
③膣をキュっと締め付けると男性の快感が高まる
男性は女性の腰や胸を触っていても良いのですが、太ももを手で支えてあげると安定したプレイができますよ。
オーソドックスな騎乗位で飽きてしまったカップルには、宝船(たからぶね)がおすすめです。
宝船(たからぶね)は女性が男性の上に跨り、片足を上げて身体で抱え込むようにしながら挿入していきます。
足をクロスして横向きに乗るのがポイントで、男性の足の付け根でクリトリスが刺激されて女性側も強い快感を得られるのがメリットですね。
御所車(ごしょぐるま)は女性が仰向けで騎乗位の形で挿入し、少しずつ回転しながら背面騎乗位になって最終的には元に戻るユニークな体位となっています。
器用な腰使いと運動神経が求められる騎乗位で、「ナイアガラの滝落とし」や「花時計」、「タケコプター」なんて名称でも呼ばれていました。
ただし、ペニスを軸として女性が回転するので男性への負担が大きく、痛みを感じたら一度ストップしましょう。
流鏑馬(やぶさめ)は紐やロープを使ったSMプレイで、女性が優位な状態となる体位です。
女性は上体を起こしながら男性の上から挿入し、首に紐やロープを引っ掛けて引っ張りながら上下にピストン運動を行っていきます。
女性が馬のたずなを引っ張っている状態に見えることから流鏑馬(やぶさめ)という名前が付けられました。
女王様気分になれるのがメリットですが、紐が硬いと男性が苦しくなってしまいますので、柔らかいバスローブを使うのがポイントですよ。
後背位は通称バックとも呼ばれているオーソドックスな体位です。
正常位とはまた違った快感がありますので、「バックで挿入されるのが好き!」という女性は少なくありません。
以下では初心者向けから上級者向けまで、様々な後背位の体位をまとめてみました。
鵯越え(ひよどりごえ)は、48手の中でも最もスタンダードなバックです。
膝をついて四つん這いの状態になっている女性に男性が後ろからペニスを挿入するやり方で、勇ましく腰を振って女性を刺激させていきます。
鵯越え(ひよどりごえ)は安定性が高く、「バックはあまりやらないから苦手」という男性にもおすすめですね。
後櫓(うしろやぐら)はいわゆる立ちバックで、AVのプレイを真似して試してみたことのある方は多いのではないでしょうか。
壁に手を付いている女性の後ろから男性が立ったまま挿入するだけですので、あまり難しくありません。
・女性が少しお尻を突き出す
・男性が自分の懐に引き寄せるイメージで突く
こんな感じでピストン運動をしていれば、後櫓(うしろやぐら)で深い挿入感を味わうことができますよ。
碁盤責め(ごばんぜめ)はオーソドックスな鵯越え(ひよどりごえ)とは違い、女性の上半身が前方に倒れる形となります。
女性はベッドや机に手を付き、男性は腰を支えながら後方から挿入してピストン運動をしていくのがポイントです。
男性も女性も強い快感を実感できる後背位ですので、一度チャレンジしてみてください。
仏壇返し(ぶつだんがえし)は女性が前屈みになって床に手を付き、男性が後ろから挿入する体位となります。
男性の視点に立つと女性器が良く見えるため、エロティックな気分に浸りながら挿入できるのではないでしょうか。
しかし、何も掴まるものがないので安定感がなく、女性は踏ん張る力が必要なのが注意点です。
強い挿入感を得られることで、燕返し(つばめがえし)は男性からも女性からも人気があります。
女性が四つん這いになった状態で男性がペニスを挿入し、片足を後方に上げながら腰を突き出して挿入するのがポイントですね。
Gスポットにペニスが当たるので女性は気持ち良く、中イキしやすくなるのがメリットだと言えるでしょう。
後背位(バック)の中でも押し車(おしぐるま)は高度なテクニックが必要で、次のように挿入していきます。
①女性は地面に手を付いて男性が足を持つ
②手押し車のような体勢で挿入する
③そのまま部屋の中を軽く動いてみる
筋力と集中力が求められる体位ですので、筋肉がムキムキの男性におすすめです。
二人とも気持ち良くなるためには、お互いのコンビネーションも必要となりますよ。
抱き上げ(だきあげ)もバックの中でテクニックが必要な体位です。
女性が地面に四つん這いになって手を付き、男性は膝立ちをしながら女性の身体を持ち上げて後ろから挿入していきます。
「女性は腕で身体を支えなければならない」「男性は女性の片足を持ちながらピストンしなければならない」と、体力に自信がなければ難しいのは何となく想像できるのではないでしょうか。
対面座位は、座りながら男性と女性が向かい合って挿入する体位です。
女性の満足度が非常に高く、対面座位のメリットを幾つか挙げてみました。
・少し身体を動かすだけでもGスポットが圧迫される
・正常位と比べてお互いの密着度が高い
・キスをしたまま動いて精神的な満足感を得られる
一口に対面座位と言っても複数のパターンに分けることができますので、SEXの体位四十八手(48手)を見ていきましょう。
獅子舞(ししまい)は男性と女性が向き合った状態で行う対面座位で、女性の脚を男性の肩付近へと乗せるのがポイントです。
女性は座ったまま脚を高く上げて、男性が女性の身体を動かしながら挿入していきます。
安定感のない体位ですので、女性が後ろにひっくり返らないように男性が腰や背中を手でしっかりと支えてあげましょう。
対面座位の中でも、首引き恋慕(くびひきれんぼ)は少しマニアックな体位です。
首引き恋慕(くびひきれんぼ)では、輪っか状の紐をお互いの首に引っ掛けた状態で挿入してピストン運動をしていきます。
柔らかい紐を使えば首が痛くなる心配はありませんし、ソフトなSM好きのカップルは興奮するのではないでしょうか。
騎乗位の応用テクニックとして、帆かけ茶臼(ほかけちゃうす)は知られています。
まずは仰向けになった男性の上から女性が乗って騎乗位を完成させ、身体を起こして女性の片足を肩に乗せて挿入するのがポイントですね。
少々動きにくいのがデメリットですが、対面座位のアレンジバージョンとして試してみてください。
お互いの顔をしっかりと見ながら愛し合うSEXをしたいカップルには抱き地蔵(だきじぞう)がおすすめです。
ソファやベッドへと男性が座り、女性が跨る形で膣に挿入して腰を振ってあげます。
抜けにくい体位ですので激しいピストン運動ができますし、深い挿入感でクリトリスへの刺激が強いのも抱き地蔵(だきじぞう)のメリットですよ。
対面座位とは違い、後背座位は女性が男性に背中を向けたまま座って挿入する体位を指します。
背面座位とも呼ばれていて、オナニーする時と同じように挿入しながら男性に胸やクリトリスを刺激してもらえるのがメリットです。
車の中でのカーセックスなど、狭い空間で試したことのあるカップルは多いのではないでしょうか。
後背座位(背面座位)と一口に言っても幾つかの種類がありますので、バリエーションを増やしてみてください。
背面座位の中でも強い刺激を得られることで、本駒がけ(ほんこまがけ)は人気です。
本駒がけ(ほんこまがけ)がどのような体位なのか簡単にまとめてみました。
①膝を立てた男性の上に女性が後ろ向きで乗るように挿入する
②挿入したら女性は脚を床に付いて腰を浮かせる
③男性は下から突き上げるイメージでピストン運動を行う
男性のピストン運動に合わせて女性がタイミング良く腰を上下させると、強い快感を得ることができますよ。
背面座位の中で絞り芙蓉(しぼりふよう)も人気が高く、女性を後ろ向きにして挿入しながら男性がクリトリスや乳首を刺激するのが特徴です。
男性の手が自由な状態になりますので、特に意識せずに胸やクリトリスを触っていたという方は少なくありません。
挿入する時に男性は膣の入り口が見えにくくなるため、女性が手を添えながらペニスを誘導しましょう。
乱れ牡丹(みだれぼたん)は、男性と女性が同じ方向を向いて挿入する後背座位です。
男性の上に座るように後ろ向きで女性が挿入し、太ももを持ちながら開脚させてピストン運動をしていきます。
同時にクリトリスやバストを刺激すれば、女性の満足度は更に高まるでしょう。
鳴門(なると)は乱れ牡丹(みだれぼたん)の状態で挿入した後に、ペニスを膣の中でクルクルと大きく回していきます。
二人の姿が鳴門海峡の渦潮に似ていることから、このようなネーミングが付けられました。
ペニスを膣の奥深くへと挿入する形となりますので、女性にとって非常に刺激的な体位ですね。
冬場にこたつを使ってユーモアなSEXを楽しみたいカップルには、炬燵かがり(こたつかがり)をおすすめします。
こたつの中に入った男性の膝の上に女性が後ろ向きで挿入し、膣の中でゆっくりとペニスを動かすのがポイントです。
激しいピストン運動はできませんが、時には繋がったままスローセックスで快感を得られるのが魅力的なのではないでしょうか。
手懸け(てがけ)はソファーやベッドに男性が腰かけ、女性は後ろ向きで開脚しながら挿入していきます。
48手の中でも興奮度が高く、男性は後ろから女性の乳首やクリトリスを刺激してあげましょう。
ピストン運動をする際に、お互いのタイミングを合わせると更に快感を得ることができますよ。
浮き橋(うきはし)は男性が正面に座り、女性は横向きの状態で太ももに脚を乗せて後ろから挿入する体位です。
挿入した時に女性の身体が揺れることから、浮き橋(うきはし)と名付けられました。
腰の位置と角度がピッタリと合っていると、挿入感と快感が高まって満足のいくSEXができます。
最後に、上記では当てはまらない体位の四十八手(48手)をまとめてみました。
マニアックな体位もありますが、SEXのバリエーションが増えればマンネリを解消できますので、彼女や奥さんとの性行為の際に自然と取り入れてみてください。
撞木反り(しゅもくぞり)は、騎乗位のようにブリッジで行う体位です。
男性と女性の両方が仰向けに寝転がり、その状態のままペニスを膣へと挿入していきます。
不安定な体勢でペニスが抜けやすいため、ゆっくりとピストン運動をするのがコツですよ。
机がけ(つくえがけ)は男性が正座のように座り、女性の腰を持ち上げてお尻に乗せて挿入する体位を指します。
膣をペニスに引き寄せるようなイメージで、挿入したりピストン運動をしたりするのがポイントですね。
女性は腰が浮いて力が入りやすく、クリトリスへと刺激が加わってオーガズムに達しやすいメリットがあります。
千鳥(ちどり)は腰高位の一つで、正常位のバリエーションの一つとして分類されるケースも少なくありません。
仰向けで寝ている女性に男性がかぶさるように挿入するだけですので、四十八手(48手)の中でも比較的取り組みやすい体位です。
女性がペニスを挟み込む感じでギュっと締め付けると男性の感度は高まりますし、女性もクリトリスが擦られて快感を得やすいので、男女ともに気持ち良くなることができますよ。
立ち松葉(たちまつば)は、松葉崩し(まつばくずし)の立ったまま行うバージョンとなります。
男性が立ちながら女性の両足を掴み、脚を開いた状態で挿入するのがポイントです。
SEXに刺激が欲しい時に立ち松葉(たちまつば)は適していますが、体力に自信がないと少々厳しいかもしれません。
茶臼伸ばし(ちゃうすのばし)は、仰向けに寝転んだ男性の上から女性がかさばるように挿入して行います。
一般的な騎乗位と違うのは、女性が上半身を男性側に倒すところですね。
性器の挿入による刺激に加えて、お互いの肌と肌の触れ合いを楽しめるのが大きな特徴なのではないでしょうか。
立ち鼎(たちかなえ)は、男性と女性の両方が立ったまま挿入する珍しい体位です。
女性の片足を持ち上げながらペニスを挿入し、男性が腰を動かしてピストン運動を行っていきます。
お互いに慎重さがあると難しいのですが、ペニスと膣の角度がピッタリと合えば強い快感を得られますよ。
菊一文字(きくいちもんじ)では、ペニスを挿入しながらクリトリスを刺激できるのが特徴です。
仰向けになっている男性の上から女性が大きく足を開いて挿入し、片方の脚は男性の頭付近に来ます。
男性が下から上に激しく突くと、女性の快感は更に高まるでしょう。
窓の月(まどのつき)は、女性が横向きの状態になって男性が後ろから寝転がって挿入していきます。
一緒に窓の月を見て眺めるような体位ですので、このような名前が名付けられました。
SEXの体位四十八手(48手)の中でもロマンチックですので、特別な日に試してみてください。
「普通のSEXは刺激が足りないからSMプレイにチャレンジしたい」と考えているカップルには理非知らず(りひしらず)がおすすめです。
理非知らず(りひしらず)は女性の手足を紐やロープで縛り、仰向けの状態で正常位の形で挿入していきます。
手足を縛られると身動きが取れなくなるため、擬似レイプを味わいたい男性は一度試してみましょう。
以上のように、SEXの体位四十八手(48手)のやり方や特徴を中心にまとめてみました。
オーソドックスな正常位や騎乗位だけではなく、少しずつでも他の体位を取り入れていれば刺激のあるSEXを楽しめますよ。
「男性の気持ち良い体位」「女性の気持ち良い体位」と種類で違いがありますので、バランス良くチャレンジしてみてください。